2023年10月31日火曜日

原付バイクのヘッドライトの電球を交換してみた

 こんにちは。技術部のチュータローです。

妻が使う原付のヘッドライトが点灯しなくて困っているとのことで、電球交換

してみることにしました。


車種はHONDA TODAY。ヘッドライト内の電球を見ると、明らかに黒ずんでおり、

この電球の球切れであることは明らかです。

ネットで調べると、電球は「T19 12V/30/30W」という、ロービーム用フィラメント

とハイビーム用フィラメントの両方が入っているものです。ネットには、昔なが

らのシンプルな電球タイプからLEDタイプまで販売されていましたが、LEDは原付

との相性があるとの意見も見かけたので、無理せず安価な電球タイプを購入しま

した。ヨドバシカメラで\460でした。

では電球交換作業です。ライト下部の六角ボルトをモンキーで外します。ライト

上部に爪があるので、そこを支点に下側を手前に引いてライトを外します。

次に、電球ソケットを外します。金属部分を反時計方向に回すと外れるように

なっていますが、固着して取れにくいので、掴む工具(私はプライヤーを使用)

で注意深くねじります。回転が止まる位置で、バネの力で外れます。ここで、

ソケットが止まっていた位置を記録するか記憶しておきます。電球の電極が

複数あるため、後で戻す際に違う位置で装着すると点灯しない恐れがあります。

この段階で、電球が取り出せます。ここで、電球の口金(ネジが切ってある

側面の金属部分)の出っ張り部分が受け側の溝にはまっていることを覚えて

おきます。この位置に出っ張りが合わないと、点灯しない恐れがあります。

取り出した電球は、新しい電球と比べれば明らかに黒ずんでいます。

古い電球に光を当てると、フィラメントが切れているのが見えました。

古い電球を処分し新しい電球をライトにセットして、ソケットを取り付け、ライト

を固定すれば、電球交換は完了です。ただし、電球をセットする位置とソケットの

ねじ込み位置を、交換前と同じにすることに注意します。


最後に、原付の電源を入れライト点灯を確認します。

点灯しました!写真にはありませんが、ロービーム・ハイビームとも点灯しまし

た。ビーム調整しなくても意図通りのビームになるのは、電球を決まった位置に

取り付けたからでしょう。よく出来ていますね。これで安全に原付が使えます。


そもそも消耗品の電球交換は簡単にできるようになっているはずなので、比較的

簡単にできると思います。ただし、分解する際に位置を把握して、取付の際に

同じ位置にすることに注意することに留意します(修理の基本ですね)。

では。

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