こんにちは。
【なにもしないＧＷ】、
みなさん、どのように過ごされましたでしょうか？
さて、唐突ですが、私には、新小学4年生の娘と新小学2年生の息子がいます。
娘は体を動かすのが好きで、小学生に上がる頃には自転車は補助輪なしで
乗れていたのですが、
息子は、自転車に興味を示さず、私も教えてあげる時間を
とれていなかったので、息子の自転車にはずっと補助輪が付いていました。
そこで、GWの お仕事がお休みの間に乗れるように頑張ろう！と息子と目標を立て、
練習を始めました。
補助輪付きでは普通に乗れていたと思っていたので、思い切って、いきなり補助輪を外して
練習を開始したのですが、臆病なのと、ドが付くほどの慎重な性格が災いし、
よくあるサドルの後ろ側を支えて、安定させる程度のスピードを出してあげようとすると
スピードを怖がり、自分でブレーキをかけてしまい、まったく進まない。
さらに、どうやら補助輪付きで乗っていた時は、左側の補助輪にずっと体重をかけていたらしく、
バランスもめちゃくちゃで、補助輪を取ったら、まったく自転車が乗れない状態になってしまいました。
最近は、私たちが子どもの頃にはなかった、ペダルのついていない幼児向け二輪車が流行っていて、
それでバランス感覚やスピード感覚に慣れて、すんなり自転車に乗れる子が多いようで、
娘や息子のお友達は、小さいころからそれに乗って練習していたそうです。
自転車の練習するなら、定番の公園だ！と思い、自宅近くの公園で練習していたのですが、
息子より歳下の小さい子たちがスイスイ自転車に乗っているのを見て、
自分が出来ないことに自信を無くしてしまったらしく、その日は、意気消沈で帰宅。
翌日から、自宅の前でペダルを漕がずに、足漕ぎでスピードに慣れさせるところからリスタートしました。
スピードを怖がるので自転車のバランスが安定しないのと、ハンドルでバランスを取る感覚が
なかなか身に付かず、どうしても体を倒してバランスを取ろうとして、倒れてしまう。。。
4～7時間、毎日練習しましたが、夕方暗くなるまで練習しても、
翌日、練習を始めると、昨日、出来たことが出来なくなって。。。
そんな日が続きました。
天気が悪い日はタイヤも滑って危ないので練習もお休みしたり。。。
一進一退の繰り返しで、とうとうＧＷ最終日になってしまいました。
最終日も、相変わらずスピードを出せずに、フラフラとひと漕ぎ、ふた漕ぎ程度で、
バランスを崩して地面に足をついてしまい、時間は容赦なく過ぎていく。。。
そして、夕方の17時過ぎ、目標達成できずに終わるかと諦めかけた時に。。
喜びの瞬間が訪れました！！
10日間かかりましたが、とりあえず足をつかずに３０ｍ以上漕げるようになりました！！
本人もテンション上がりっぱなしで、その日の夜は、お風呂の時にも
『今日は練習してた中で一番つらかったけど、自転車乗れるようになれたから嬉しい！！』
と、何度も喜びの報告をしてくれました (微笑)
他人と比べてしまうと、だいぶ時間はかかったかもしれませんが、
息子にとっては、 得意ではないことでも諦めずに頑張れば出来る ということを、
身をもって体験することができ、
自分も、親として子の成長を見守れた、
とっても貴重でとっても有意義な
【なにもしないＧＷ】
になりました。
外出自粛が続き、春はお花見ができず、何処にもいかないＧＷが過ぎ、
新型コロナウイルスの影響で、新しい生活様式を模索し、取り入れ、順応しなければならない時。
色々なことが今まで通りにいかなかったり、ちょっとしたことで周りの人との関係がギスギスしたり。。。
自分の手の届く範囲、目に見える範囲にも、小さな幸せは転がっていて、
今は、それを見つけるための時間が増えているんだとポジティブに捉えています。
こんな時勢なので、メンタルのバランスをうまくとっていきましょう！
がっつりプライベートな話ですが、私の感じられた小さな幸せをお裾分けしました。
では、また。
