2023年5月26日金曜日

折り畳み自転車のタイヤを交換してみる(前編)

 こんにちは。技術部のチュータローです。

今回は、折り畳み自転車のタイヤを初めてDIYで交換してみたので、紹介します。


15年くらい前に買った折り畳み自転車。常用はしておらず、思い出すとたまに乗っ

ています。狭い集合住宅につき、置き場所に困って、大きな遮光カバー(袋)に

入れてベランダに保管しいます。古い割に、錆も少なくきれいな状態を保って

います。ただしタイヤを除き・・・。

久しぶりに乗ろうと自転車をベランダから屋外に出してみると、前後ともタイヤの

空気が抜けています。最近はいつもこうですので、またかと思い、空気を入れてみた

ところ、一向に入らない。経験上こんな時は、ムシゴムの劣化が原因だったので、

ムシゴムを交換することにしました。


ここで補足。この自転車の空気バルブ(空気の注入口)は、日本で最も一般的な

「英式バルブ」というものです。他にメジャーなものとして、米式、仏式がある

そうです。

出典:パナレーサー株式会社 補修用自転車タイヤ 取扱説明書


前タイヤは、やはりムシゴムが劣化しており(写真は失念)、手持ちのムシゴム

に取り換えました。

これを装着して改めて空気を入れたのですが、いくらポンプで送っても空気圧が

上がりません。どうやらチューブも劣化して穴が開いた様です。


後タイヤは、ムシを抜こうとしても抜けません。どうやらムシゴムが溶けてムシ

がバルブに固着してしまった様です。無理してムシを抜いたら、なんとムシが

バルブ内で破断してしまいました。細いバルブの中に残ったムシは取り出せる

余地もなく、チューブはもはや使用不能となってしまいました。

加えて、前後輪とも、タイヤ側面(色付き部分)が、劣化して硬くなりあちこち

でひび割れています。もはやタイヤ全体が寿命を迎えています。

こうしてみると、前タイヤのチューブのみパンク修理で使える可能性があるもの

の、タイヤのゴム部分全体が寿命を迎えています。タイヤのゴム部分以外、自転

車本体はまだまだ使えることから、前後ともタイヤのゴム部分を新しいそれに

交換することにしました。


手っ取り早く自転車屋さんに自転車を持参してタイヤ交換してもらうのが普通

ですが、修理を自分でやってみたい性分でもあり、ネットで調べたら、多くの

タイヤ交換紹介ページがありました。それらを見て、自分でもできそうだと判断

し、部材を集めてDIYでやってみることに決めました。


タイヤは1月頃Amazonで購入しました。既存のタイヤと同じ仕様のものです。

 IRC tire ‎20X1.75 2本 チューブとリムテープも付属 ¥3,360

またネットの情報を見て、古いタイヤを外すのに「タイヤレバー」が必要との

ことで、ヨドバシカメラで購入しました。

 パナレーサー タイヤレバー 3本セット ¥520

その他、空気入れ、スパナ、モンキー、六角レンチ、手袋、などの手持ち工具

を使用します。これで準備ができました。


今回はここまで。次回はタイヤ交換作業に着手します。では。

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