2021年5月7日金曜日

【第8回】UNICOのここが良い!~内部の環境をよりシビアに~


皆さん、こんにちは!

七四郎です!


気温の変化が激しく、なんだか落ち着かない日々が続いておりますが

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

僕は、未だに毛布が手放せまん。


そんなことはさておき、「UNICOのここが良い!」シリーズ、第8回!

今回は、グローブボックス内部の酸素濃度・露点温度を下げてくれる

ガス循環精製装置についてです!



グローブボックスは、不活性ガスを使い低酸素濃度・低露点雰囲気を作り

その中で酸素・水分に触れてはいけないものを扱うことができる装置です!


ガス置換を長時間・複数回行うと、メインボックス内部の雰囲気は

酸素濃度100ppm程度・露点温度-30℃程になります。

しかし!、それよりもさらに下の酸素濃度・露点温度をお求めの方も

いらっしゃるかと思います!

そんな時は、今回ご紹介のガス循環精製装置の出番です!


ガス循環精製装置の内部には、

酸素を吸着する触媒(銅触媒)と水分を吸着する触媒(モレキュラーシーブ)が

カラムに積み込まれ搭載されています。

グローブボックスからガスを吸い上げ、この触媒を通ることで酸素・水分が除去され

またグローブボックスに戻す【循環運転】をすることにより

酸素濃度・露点温度をさらに下げることができます!

(機種によって、到達露点温度がことなります)


触媒は、水素混合ガスと真空ポンプで再生が可能な為、

基本的には永続的に使用することが可能です!


【稼働中、青く光るBXシリーズ!!】


かなり駆け足でお話してしまいました!

今回だけではすこし話し足りないので

次回さらに詳しくお伝えできればと思います!!


それではまた!


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