こんにちは。技術部のチュータローです。
約1年前、ネットで購入した中古ノートパソコン「HP EliteBook Folio G1」の内蔵
バッテリーをDIYで交換してみました。
※個人が交換できるように設計されていない内蔵バッテリーを個人で交換すると、
パソコンの故障やバッテリーの発火などの問題が発生する場合があります。
可能な限り専門家に依頼することを強くお勧めします。もしこの記事を参考に
個人でバッテリー交換して問題が発生しても、責任を負いかねます。
このパソコンは、2016年に発売されたビジネス向け12.5型モバイルノートPCです。
厚さが12.4mmと非常にスリムなのが特徴です。企業で使用していたものを再販業者
がWindows11とMicrosoft Officeをインストールして再発売したものを購入しました。
昔ながらのノートパソコンは充電式バッテリーが外から取り外せますが、この手の
薄型パソコンは充電式バッテリーが内蔵されていて外から取り外せない構造になって
います。スマホと同じですね。
このパソコン、1年使ううちにフル充電しても10分くらいでへたってしまいました。
この症状は、ほぼバッテリーの劣化に伴う現象と思われ、新品に交換することで
解消する可能性が高いです。そんなに酷使していなかったのでもう寿命?!という
気もしますが、中古パソコンなのでそんなものでしょう。ネットで検索したところ、
この機種の交換用バッテリーが数多く売り出されており、需要が多い様子です。
交換作業も、裏ブタを外して、ねじ止めされているバッテリーを外して電源コネ
クターを外す、と比較的簡単に出来そうなことがわかりました。そこで、DIYで
バッテリー交換してみることにしました。
まず、内蔵されている充電式バッテリーの状態を見るために、パソコンの裏ブタを
外してみます。裏ブタを留めているネジが特殊形状です。
この六角星型ねじ頭のネジは「トルクス」と呼ばれ、海外ではプラスネジより一般的
に使われる地域もある様です。プラスネジで起きやすい「ネジ穴をなめる」問題が
比較的起きにくいのが利点とのこと。今回は、以前購入していた「T4」サイズの
ドライバーがちょうどフィットしたので使用しました。
このドライバーで8個のネジを外し、裏ブタを外しました。早速バッテリーが露出
しました。
バッテリーは、8個のネジ(ここはプラスネジ使用)で本体に留められており、また
バッテリーから伸びる細い数本のケーブルの先に白色の薄型コネクターで本体に接続
されています。以前、タブレット端末のバッテリーが強力両面テープで固定され、
その取り外しに苦労したのに比べると、その取り外しはかなり簡単に思えます。
ということで、バッテリー交換の作業自体はDIY可能と判断しました。
そうとなれば、ネットでバッテリー購入です。このバッテリーに記載されている型番
は何故かいくつかあって訳が分かりません。
とりあえず冒頭にある「EO04XL」でネット検索しました。すると、このバッテリー
には同じ型番で2種類のコネクタータイプが存在する様です。間違えて買うと接続
できず無駄になってしまうので、注意が必要です。使用中のバッテリーのコネクター
は、白色で根元が幅広のものです。
「EO04XL」のバッテリーをネットで探すと、Amazonだけでも20以上あります。値段も
\5,500から\10,000とまちまち。これらは全て互換品の様です。安すぎるのもちょっと
品質が気になります。コネクター種類に注意しつつ、結局¥7,931の商品を購入しま
した。
新しいバッテリーが手に入ったので、元のバッテリーを取り外します。8個のネジを
外し、コネクターを外します。コネクターは特に固定されておらず、注意深く引き抜く
と外れます。
外した手順と逆に新しいバッテリーを取り付けます。コネクターのケーブルが長め
なので、適当にたるませて取り付けます。
電池をつなげた時点でパソコンが勝手に立ち上がりました。バッテリー残量を見ると
「52%」。しばらく置いても安定していたので、ちゃんと動作している様です。
裏ブタを元通り取り付けて、作業完了です。あとは、満充電と放電を3回程度繰り
返せば、バッテリーの性能を発揮できるとのこと。
こうして、このパソコンは普通に使用できるようになりました。新しいバッテリー
が、今後数年使用できることを祈るばかりです。
では。