2015年4月2日木曜日

桜!桜!桜!

こんにちは!

北日本の皆様は、まだかもしれませんが、
関東以南の方々は、桜の見頃ではないでしょうか?

私たちの本社の前には、某ビール会社さんの工場の周りに
桜が植樹されており、最寄りの駅の守谷駅からつくばフロンティア・ラボへ
向かう道は、桜が両道路脇に咲いており、桜を満喫しております。

お昼は暖かい風に微かに桜の香りを感じ、
夜は花灯りに仄かに照らされた夜道を、
ゆったりとした音楽を聴きながら通り過ぎています。


もう数日すると、幼稚園や小中学校、高校や大学、各種学校の入学の季節となりますね。
春は新たな出会いの季節です。

新しい年度になりましたので、今年もまた、不活性ガス環境を求められておられる研究者の方々の
お役に立てるよう頑張って営業活動していく所存ですので、もしお客様の周りにグローブボックス環境で
お困りの方がいらっしゃいましたら是非ともご紹介ください!

さてさて、今回私は、名古屋大学にお邪魔しました。


 
搬入のために通過する通用門の周りで咲き誇る桜






昨年末にグローブボックスをご購入いただき、
今年に入って、精製装置も納入させていただき、
お待たせをしておりましたが、ようやく運転しながらの
取扱説明をさせていただきました。


今回ご購入していただいた方は、遡ることちょうど一年前の昨年、
名古屋大学にて行われました、学会の春季大会付設の展示会にて
弊社のブースに来て、知っていただき、デザインを気に入っていただいて
ご購入いただけた経緯のあるK様です。


ちなみに、ご所有は
『バキューム型グローブボックスUN-1000Ls&不活性ガス循環精製装置CL-200』
この組み合わせ!!
























大型のグローブボックスになると、幅に対してやや小さめの観察窓が付いておりますが、
弊社のグローブボックスは幅分の観察窓が付いており、採光しやすく、オペレーター以外からも見やすく
視野が広いのが特長です。

また、分かりづらいですが、この機種は真空引きの際にガラスを押さえる為の窓枠ピラーが、
オペレーターが手を入れて作業する際、死角を作らないように視界の範囲内にあるピラーを
スライド出来るようになっております。
(オプション選択可)

これは、UNICOで特許を取っている仕様の一つです。

精製装置は空冷式のタワー型精製装置をご購入いただきましたが、K様のご希望もあって、
すっきりしたデザインにまとめたいとのことで精製装置内に露点計・酸素濃度計の各モニターが
精製装置内にインストールされております。




ご購入いただいたK様は、よくブログも読んでいただいているようで、
いろいろな土地の名物を食べられて羨ましいと仰っておりました。

さて、私信に近いブログになってしまいますが…、恒例、飯写真の時間です。

今回は名古屋ですので、土地の美味しいもの…といえば、たくさんありますね…。

味噌カツ、エビフライ、手羽先、きしめん、みそ煮込みうどん、小倉トースト、モーニング(?)、
そして【ひつまぶし】。

全部美味しそうですよね。

その中で、今回はK様にお勧めいただいたところへ、食事に行ってみました。

今回は、トラックでお邪魔しており、食事に入るにも、
トラックが駐車できる高さ制限のない駐車場が必要だったのですが、
K様が推薦してくださったお店には、誂え向きの駐車場がありましたので、喜び勇んで行きました。
見た目はこんな感じ!!








なんとも老舗中の老舗の様相です。
写真は撮れませんでしたが、大変な活況の様で、1時間待ちでした。



旧東海道の宿場町、宮宿の陣屋跡地に創業したそうで本店には『陣屋』が付いているそうです。
こちらのお店のお名前『あつた蓬莱軒』というらしいのですが、

同行したY主任が『ラーメン屋みたいな名前だな…』とボソッと言っているのを聞きました。
確かに『蓬莱』も『軒』もあっさりした醤油ラーメンだしそうな名前ですけどね…。
ちなみにこの【ひつまぶし】という名前の登録商標も、
食事のスタイルもこちらのお店が発祥ともいわれているそうです。


ご存知の方も多いかと思いますが、ここで【ひつまぶし】のご説明を。

御櫃に入れられたご飯の上に細かく刻まれ、
焦げ目が出来る程度によく焼かれた鰻を乗せられたお料理で

自分でお茶碗によそい、初めはそのまま、

(そのままの写真を撮り忘れていたようです)

2膳目によそったら海苔やわけぎ、山葵など薬味をお好みで、






3膳目にはさらにお出汁(御煎茶のところもあるそうです)をかけてお茶漬けスタイルで、




最後はお好みの食べ方で食べるものだそうです。
個人的には、2膳目の薬味のみのスタイルで、山葵を多めに入れて鼻ツーン、涙ジワッが好きです。

ちなみに、Y主任、薬味が軒並み苦手だそうで、お出汁をかけたスタイルがお好みだったようです。
食に対して驚くほど保守的で、初めは【ひつまぶし】じゃなくて良いと言っていましたが、
強制的にオーダーし、付き合ってもらいましたが、最終的に『美味しかった』と言わせしめました。
…という訳で、K様!!
名古屋はとっても美味しゅうございました!



このまま締めると、いつものように私のブログはグダグダなので、ブログを書きながら観ていた、
録画番組某、元国営放送の『デザインの梅干』の中で、
非常にいいことを言っていたのでそれを書いて締めます!


『枯れ木に花咲くに驚くより生木に花咲くに驚け』
江戸時代哲学者 三浦梅園



目を引くものに驚くのは当然のこと、何でもないことに気付いて驚けということだそうです。
私たちのグローブボックス、精製装置にも様々な意図があって、機能や意匠が施されています。
K様や他の研究者、展示会に来場いただく方々に、デザインをお褒めいただきますが、
他社とのデザインの差別化を図りつつ、モノづくりをするメーカーであるからこそ、
機能や工夫をもデザインとして捉え、これからも
使いやすく洗練された、使用する研究者に寄り添い、
より成果の出せるようなグローブボックスや精製装置を作っていくつもりでおります。

新年度が始まりましたので、決意めいた言葉で今回のブログを締めます。
最後までご高覧いただきありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿